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製作者のつぶやき

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default ひでこ(制作者)

2021年06月22日 16時17分

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精神科医とこころの病の治療の実際【減断薬サロン(当事者交流会)】

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精神科領域の1分野に詳しいと自負している医者がたまにいるようで、6月21日の「ここでいっしょに減断薬サロン」では、参加者全員が、そんな医者を選んでひどい目にあったという経験が話されました。

何冊も本を書いている大学病院の医師、減薬について詳しいと発信する医師。医院のホームページに発達障害について詳しく解説を書いている医師、などなど

しかし実際受診してみると、いずれの医師も、特徴的なのは、患者の話には全く耳を貸さず、一方的で高圧的なことです。

どういうつもりでそういう態度を取るのか理解できません。

おそらく、自分の診断と処方に黙って従う患者に対しては違う態度をとっているのかもしれません。

仮に医師の話す内容が正しかったとしても、高圧的な態度では、患者にストレスがかかり、治すために行った病院で、さらに具合が悪くなり、医師に対する期待も一瞬のうちに失望に変わります。こんな状況で治療がうまくできるはずがありません。

さらに言えば、「精神疾患」の診断は、全く根拠がなく、医師の匙加減ひとつです。
DSMなどという診断基準はあるものの、その信頼性に疑問を投げかける専門家が本を出版しています。

本の紹介はこちら
〈正常〉を救え 精神医学を混乱させるDSM-5への警告
https://www.koko-issho.com/Blogdetail/108

その上、現代医学では(どの診療科も同じだと思いますが)症状を訴えれば訴えるほど薬が増えていく仕組みです。しかし薬は一時的に症状を抑える効果しかなく、病気を治すことはできません。

長く大量に薬を飲んだ結果、元の症状の何倍ものひどい症状が出現し、しかもそれを医師は処方した薬のせいだとは認めません。

しかし、ここで考えなくてはならないのは、私たち患者が、自分の努力なしに安易に医者に自分の命を任せてしまっていたということです。

薬を飲めば一時的には楽になったような気になりますが、治ったわけではありません。

「病気」を治すためには、その症状の原因を知り、原因を取り除くこと以外にはありません。そのためには、すぐには結果の出ない地道な努力を続けるしかないのです。
しかし、安直に答えを求める風潮が強い現代社会では「地道な努力」ができない人も多くなっているのではないかと感じます。

安易な答えを求めず、自分の命は自分で守るとの覚悟を持って、ストレスと薬しか提供できない医者を探すのはもうやめましょう。

次回の「ここでいっしょに減断薬サロン」は7月5日、参加は無料です。

お申込みはこちらからお願いします。
https://www.koko-issho.com/Salon




2021年06月23日

default ひでこ(制作者)

モジャジャさん、コメントありがとうございます。
このことをもっと広めて、精神医療による被害者がひとりでも減るようにしたいですね。
精神科に限らず、不安をあおってすぐ医者に行かせようとする社会の圧力もなくしたいです。


2021年06月23日

default つぶあん

まず、うつや不眠症は病気ではないと思います。
ゆううつな気分になることは大なり小なり誰でもあることです。
眠れないのも同様です。
そういった不安な気持ち、眠れないという状態から病名をつけているだけです。
何故なら病名がないと薬を処方できないからです。
眠れないという訴えも何故眠れないのか?という背景を聞かず、原因を探ろうとせずにいきなりつらいですね、この薬でよく眠れますよ、と言う医者は信用できません。
薬物治療では治らないというのはひでこさんの言われる通りだと思います。
治らないから何年、何十年と通い続けることになるわけです。
そして精神疾患の病名ほどあやふやでその医者の判断任せになっているのは他科ではあり得ないでしょう。
これについてはデータもありますが、認める精神科医はいないのが現状ではないかと思います。


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