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離脱症状や緩和法などの体験を共有しよう

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2019年08月08日 05時26分

睡眠    体験談    体調管理   

寝るための工夫ー記録

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前回に続き、寝る前にやっている「今日の記録を書くこと」について書きます。

◎寝た時間・起きた時間・起きた時の体調を記録する

睡眠アプリを使って就床時間、起床時間を記録しています。睡眠継続時間が何時間かということよりも、睡眠の状態は、いろいろな条件で毎日違うし、違っても問題ないということを可視化することが目的です。

そして起きた時の体調も記録します。例えば、頭が痛い、体が冷えていた、汗をかいていた、暑くて起きてしまった、寒くて起きてしまった、嫌な夢を見たなどです。
寒くて起きてしまったなら、次の日は布団を多めにかけるなどの対策をするのに役立てています。
どれだけ長い時間眠れたか、すごく気になってしまうという方は寝た時間・起きた時間は、記録しない方が良い方もいると思いますので、記録するとかえってストレスになるという方は、記録はする必要はないと思います。

◎天気を記録する

毎日記録するわけではありませんが、いつもより症状がつらいなと思った時に、何日か前からの天気や気温・湿度をネットで調べてみると、急に暑くなったとか、寒くなったとか、ずっと雨だったということがよくあります。お天気でも体調が悪くなるということを知っておくと、「離脱症状が強くなっちゃった、どうしよう」と不安にならずに済みます。

◎今日の体調を記録する

私は3年日記帳を使っています。前年の記録を見たら、ものすごく体が痛くてなにもできないと書いてありました。今は、体の痛みは前年より強くなっているという自覚はありますが、なにもできないと書いてある日はほぼありません。
この1年の間に、新しくハルシオンも減薬し始めて、耳鳴りの症状が増えましたが、1年前に比べてなにもできない日が減ったのは、離脱症状が改善されるのが、薬の断薬ができた何年か後だと覚悟が決まったので、離脱症状が日常の一部になったからだと思います。
ただ、向精神薬を飲む以前の健康な体ではないので、体調管理は健康な人よりもすごく気を使っています。
減断薬の経過を書いていくことは、これからの過ごし方のヒントにもなると思って、書くことにしています。

◎今日やったこと、あったことを記録する

どんな出来事が、体調や離脱症状と関係があるのかは、大事だと考えています。
食事は、どんなものをどのくらい、何時ころに食べたか?
食べたあと、体調の変化があったか?
どこかに出かけたか、出かけずに家にいたか、どんなことをしていたか、その時体調に変化があったか?
どんな出来事があったか(いいことも悪いことも、特に覚えていることをいくつか)それによって体調や精神的な影響があったか?
全てについて書くのは大変ですから、その日、特に気になったことを記録しています。
それらの記録で、やってよかったことはこれからもやってみる、やらないほうがよかったと思ったことは、これからはやらないように気をつけるというように、明日からの生活に活かすようにしています。

◎明日やりたいこと、やらなくちゃいけないことを書いておく

毎日、なにもやることがないと、退屈に感じてしまいます。そうするとどうしてもつらい離脱症状ばかりに気持ちが集中してしまいます。小さなことで、うまくいきそうなこと、それをする事で満足感が得られることが期待できるような予定を考えておくといいのではないかと思います。
もちろん、朝起きてみて、具合が悪ければやらなくてもいいのです。
「明日はこれをやろう」というものがひとつでもあれば、少しだけでも気持ちが晴れるのではないかと思います。
それに、「今日やったこと、あったこと」を記録する時にも役立ちます。「これ、できたじゃないか!」と感じる経験は、自分に自信を持つためには必要だと思っています。

「寝るための工夫」とは少し外れてしまった気もしますが、こころを整えるという意味では、寝るためにも役に立っていると思って、実践しています。


(次回に続く)




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