製作者コラム

製作者のつぶやき

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default ひでこ(制作者)

2022年03月11日 06時33分

メイラックス    体質改善    仲間との交流    ベンゾジアゼピン薬害   

メイラックス減断薬とめまいふらつき【減断薬サロン(当事者交流会)】

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メイラックスを断薬後再服薬中の方、同じくメイラックスを減薬されていて、今後の進め方について聞きたいという方の2名が新しく参加されました。

お二人とも、ふらつきを訴えています。
杖を使うか、付き添ってもらう必要があったり、外出が難しいほどのふらつき、めまいがあるそうです。

その他の離脱症状は、眠れない、震え、緊張が強い、動けない、足の脱力などがあるそうです。

メイラックスはベンゾジアゼピンの中でも、減薬が難しいということで知られている薬で、特に慎重に減薬する必要があります。

具体的には、

○微量ずつ間隔をあけて減薬を進めること
個々人の体質にもよりますが、「2週間ごとに20分の1」を目安にあげている方もいますし、「4週間ごとに60分の1」だったり、もっと少ない量の減薬でも重い離脱症状が出る方もいます。自分の体に合わせて減薬量を調整する必要があります

○減薬が進んで服用する薬の量が少なくなったら減薬のペースを落とす
人によりますが、同じ分量で減らしていくと、今までより強い離脱症状が出現するようになる時期が来る場合があるので、例えば「2週間ごとに20分の1」だった場合は、「2週間ごとに30分の1」にするなど、減薬のペースを落とすことが必要となります。

○一気断薬は体に大きなダメージを与えるので危険
処方通り服用していた薬をいきなりやめてしまうと、一睡もできなくなったり、他にも色々な重い離脱症状が出現します。医師には、2、3日とか一週間など、短い期間でそういった症状はなくなると説明されますが、そんな話を信じてずっと服用せずに我慢していると、服用しない期間が長ければ長いほど、体に与えるダメージが大きくなり、取り返しがつかない事態に陥ってしまいます。
医者の指示であっても、あるいは、自己判断であっても、一度にやめる一気断薬は大変危険です。
もし体に異常を感じたら、すぐに再服薬してください。そして、とりあえず体が動く状態を維持した状態で慎重に減薬することをお勧めします。

私は、離脱症状の原因を次のように考えています

○長い間、薬を摂取し続けることで、薬で補っている体の機能が退化する
本来あるはずの体の機能を薬で補い続けることで、体自身の機能が働かなくても体の状態を維持することが可能になるため、自分自身の体の機能は弱くなる。
その状態で薬の供給を減らしたり止めたりすれば、弱ってしまった体の機能では、体調の維持が難しくなり、体の働きのバランスが崩れる
これが、離脱症状の原因ではないかと思います。

弱ってしまった体の機能を本来の健康な状態まで戻しながら、少しずつ薬を減らしていくことで、体のバランスを保つ機能を薬から体本来の機能へと移行していくことが、減断薬に必要なプロセスだと考えています。

断薬後に、回復したひともいるもいますので、希望を捨てずに回復を目指しましょう!

次回は3月21日、参加は無料です。

お申込みはこちらからお願いします。
https://www.koko-issho.com/Salon

(2022-3-7 「ここでいっしょに減断薬サロン」)




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