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製作者のつぶやき

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default ひでこ(制作者)

2022年01月17日 11時33分

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ベンゾジアゼピンを知ったきっかけ【減断薬サロン(当事者交流会)】

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ベンゾジアゼピンの怖さを知ってパニックになり、よくわからないまま減らしてしまったというお話があったので、ベンゾジアゼピンを知ったきっかけについてみなさんにお話していただきました。

Aさん
認定NPO法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)が発行している情報誌「こころの元気+」の記事で知りました。

Bさん
病院で症状を話したら、「ベンゾ離脱症状、副作用」とメモを渡され、自分で調べるようにと言われました。

Cさん
耳鼻咽喉科でベンゾとは言われずに出され、ただ習慣性があるとだけ言われました。
内海聡氏の本「睡眠薬中毒」を新聞広告で知り、動画も見て知りました。
内海聡氏のやり方ではうまくいかず、その後にカウンセラーさんから別のベンゾに詳しい先生を紹介してもらい指導をうけています。

Dさん
Twitterで「コロナ後遺症」で検索したところ、ベンゾで大変なことになるとのツイートがありました。調べたら症状が一致していて、自分が飲んでいる薬がベンゾでした。
亡くなっている方もいると知ってパニックになってしまいました。

Eさん
20年前、インターネットのおくすり110番を調べました。
さらに検索すると
麻薬・覚せい剤乱用防止センターの、薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」というサイトに
https://www.dapc.or.jp/
ベンゾジアゼピン系の薬も掲載されていて、ベンゾジアゼピンについて知りました。
https://www.dapc.or.jp/kiso/29_medication.html

Fさん
原因不明の体調不良があり、Twitterで「筋肉 微熱 倦怠感」といったキーワードで検索してみたら、ベンゾジアゼピンについて書いてあり、それで、「ベンゾってなんだ!」となり、Twitterで知ったブログでパニックになりました。

Gさん
うつがなかなか治らず、調べているうちにベンゾの離脱症状があると知りました。

Twitter等で流されている離脱症状は見ないほうがいいと言っている方もいます。
同じ症状のひとがいると安心する一方で、自分よりもっとひどい症状のひとがいると不安になるという意見もありました。

Twitter等の断片的な情報だけが頼りという状況が問題をさらに深刻にしているのではないかと思います。

医療界全体で、しっかりと対策を講じていただく必要があると思います。


前向きな感じで参考になるブログもあり、どんな情報にふれるかが大事だというお話もありました。

自殺しかないとか思っていたけど、同じような状況で頑張っている人もいるから、1日1回は、楽しいと思える時間を持とうと決めているという方もおられました。

その他にも

○料理や園芸、映画など、浮上するきっかけがあれば、あがっていける

○体調は変わらないけど、自分に起こっていることを理解すれば、どん底から抜けていける

○希望を捨てずにいることが大切だなと思って過ごしている

といった、最後は明るい話で終わることができました。

おなじような思いをしている人とつながることができ、安心して話をしているうちに、少しずつでも前進していければと思います。


次回は1月24日、参加は無料です。

お申込みはこちらからお願いします。
https://www.koko-issho.com/Salon

(2022-1-10 「ここでいっしょに減断薬サロン」)




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