製作者コラム

製作者のつぶやき

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default ひでこ(制作者)

2021年11月19日 21時25分

薬害    仲間との交流    困っていること    減薬    ベンゾジアゼピン    離脱症状   

家族や社会からの理解がないのが問題【減断薬サロン(当事者交流会)】

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半年くらい前に断薬してひどい離脱症状が起きたという新しい方が参加されました。断薬の10日後に再服薬し、今は、セパゾン、レンドルミン、デエビゴ等を服用・減薬中だそうです。

主な離脱症状は、寝れない、吐き気、めまい、ひどい肌荒れ、皮膚のかゆみ(薬疹)ですが、今のところ睡眠は、なんとかできているそうです。
これから離脱症状がひどくなるのではないかと思うと、仕事を続けていけるのかなど、いろいろと不安が尽きず、精神的な負荷も離脱症状に影響するとおっしゃっていました。

また、他の方からは、ベンゾジアゼピンの問題が薬害として社会に認知されておらず、減らすのは自分でやっていくしかないので、ひとりひとりでなんとかしているが、体も脳もうまく働かないため、働くなど社会活動も難しく、自助で健康や生活を回復させるのはかなりきついので、社会的な問題として社会に認知してもらうのは大切だと思うとの意見もありました。

減薬していく環境として、家族の理解がない、家族の理解が得られにくいということが、皆さん共通の悩みとしてあり、具合の悪さを離脱症状だと伝えても「ちゃんと薬を飲まないからだ」「医者に行けば」などと言われてしまい、薬を削るのも家族が見ていない場所でやったり、つらくても弱音を言えないなどの状況が聞かれました。

せめて家族に理解してもらえるようなわかりやすいパンフレットを作ればよいのではとの意見もありました。

薬の減らし方をどうやって決めたのかとの質問がありましたので、私の場合についてお話しました。

私の場合は、こちらのサイト↓を参考にしました。
https://www.koko-issho.com/Blogdetail/106

こちらのサイトでは、1錠の10〜20分の1を2週間ごとに減らすとあったので、それぞれを各2倍にして、40分の1の量を4週間ごとに減らすことにしました。
動画等で水溶液タイトレーションという方法も検討しましたが、違和感が取れなかったので、錠剤を削る方法を採用しました。

人それぞれ、体質が違いますし、生活上の負荷の大きさも影響しますので、他の人の方法は参考程度とし、自分に合った方法を決めていだだければと思います。

以前、東京新聞でも紹介された、製薬会社から医師や医療系の大学教授への寄付についてまとめた製薬マネーデータベースを作成しているジャーナリスト集団が、ユーチューブで発信しているので、紹介します。
Tansaラジオー「3年分の製薬マネーデータベースから見えること」
https://youtu.be/BG2Dv2jTeBw

次回は12月6日、参加は無料です。

お申込みはこちらからお願いします。
https://www.koko-issho.com/Salon

(2021-11-15 「ここでいっしょに減断薬サロン」)




2021年11月20日

default カニエ

先日はありがとうございました。
一緒に戦っている方々がいて、いろいろな情報を共有できたことはとても励みになりました。
あれから、減薬は少しずつですが、進んでいます。諦めずに頑張りたいと思います。
また予定があれば参加させて頂きます。よろしくお願いします。


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