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製作者のつぶやき

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2021年08月03日 18時29分

仲間との交流    体験談    離脱症状    レンドルミン    ベンゾジアゼピン薬害   

誰にもわかってもらえなかったことを理解してもらえてホッとできた【減断薬サロン(当事者交流会)】

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8月2日のサロンには、新しい方が2名(も!)参加してくださいました。

毎回参加してくださる方と合わせて7名、合計8人で、離脱症状についてや医者をはじめとした医療関係者に対する怒りなどを、2時間半たっぷりと話しました。

終了前のひとことで、「誰にもわかってもらえなかったことを理解してもらえてホッとできた」との言葉をいただき、この会をやっていてよかったなと感じました。

今回出た話の中で、間違った処方で薬が増量になったのを半年も知らずに飲み続けてひどい離脱症状が出てしまったとの体験談がありました。今はまともに食事も取れない状態だそうです。わかっているはずの薬剤師も指摘してくれず、医療関係者には怒りと不信感しかないとおっしゃっていました。

みなさんの話を聞くと、同じような被害を受けている方もいるそうで、このような被害は、もしかしたら精神科だけのことではないのではないかと感じます。

離脱症状についても、レンドルミンを4シート服用しただけでひどい離脱症状に苦しんでいるとの、今まで知られていたのとは違った状況の方のお話もありました。

誰に話しても、そんなハズはないと言われてしまうそうです。今まで聞いてきた中では、とても少ない量での被害ですが、研究結果や統計結果がどうであれ、いちばん大切なのは本人の「体感」です。それがどうして尊重されないのかと、医療には不信感しかありません。

また、有名人が何人も離脱症状に苦しんだということを本にも書いているとのことでしたが、話題になるのはガンの有名人ばかりです。ベンゾ 被害は報道してもメリットがないためか、全く話題にならないのが悔しいです。

ベンゾの離脱症状は、社会的になかったことにされていますが、知らないだけで随分被害者は多いようです。また、医師や医療関係者に嫌な思いをさせられたなど、不信感を感じたという方も、精神科に限らず多くいるようなのに、言ってはいけない「空気」がつくられていて、そういった声もほとんど聞こえてきません。しかし、よい医療を受ける、そして、提供するためにも、そういった声をあげていくことは必要だと感じます。医療関係者もそういった声を真摯に受け止めていただきたいと思います。

次回の「ここでいっしょに減断薬サロン」は8月16日、参加は無料です。

お申込みはこちらからお願いします。
https://www.koko-issho.com/Salon




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