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2019年07月05日 05時52分
診断書を書いてもらうコツ


支援を受けたいけど、診断書を書いてもらえないと悩んでいる方はいないでしょうか?
どうしたら、スムーズに診断書を書いてもらえるのか、私の経験を元に、診断書のもらい方を書いてみたいと思います。
(1)診断書に書いてもらう病名について
診断書に書く病名は国際疾病分類(ICD)で決められているものを使わなければいけない決まりになっています。
今使われているのは、ICD-10です。今年の6月には、世界保健機関(WHO)による約30年ぶりの改訂で第11回改訂版(ICD-11)が公表されました。
ですから、ICD-10で決められていない病名は書けないということです。
また、病名の条件は自立支援、障害者手帳、年金の順で厳しくなるようです。
納得いかない病名でも、書いてもらえない病名にこだわらず、申請で認めてもらえる病名を書いてもらうしかありません。
私の場合、自立支援の診断書は不安障害で、手帳と年金はうつ病です。本当はどっちでもないんですけどね。
(2)治療の意思を示すこと
医師の指導を受け入れ、治療する意思があることを医師に理解してもらう必要があります。(たとえ言うことを聞く気がないとしてもです)
医師としても、薬も出してないのに診断書は書けないと、直接そういう言葉では言われませんでしたが、そんな雰囲気を感じました。ウソを書くわけにはいきませんからね。
いますごく困っているということを伝え、(ウソでもいいから)医師の指示を守る気持ちがあるという風に振舞うことも診断書を書いてもらうためには必要です。
(3)医者の気持ちになってみる
とにかく、医者は忙しいらしいです。
診察だけでも手一杯なので、診断書は別に時間を作って書かなくてはならないそうです。
それに、年金の診断書は手書きじゃないといけなかったり、役所の書類はわかりにくいし、めんどくさいので、書き方に慣れてなかったり、書くのが苦手だったり、書き方に詳しくない医師もいるそうです。
最近は、医療報酬も下げられていますし、製薬会社から寄付をもらっている人は別にして、患者が思ってるほどの収入はないらしいです。
お医者さんの労働環境も大変なんだと思います。
医師だって、ふつうの人だし、長く付き合わないといけないので、関係が良い方がいいですよね。
私は、自立支援でも手帳でも、もらえることになったら、ありがとうございますとお礼を言っています。やってもらって当然という態度では、誰でも不愉快になりますよね。
大元の研究結果が正しくないことは別として、私が出会った医師の中には、双極性障害や発達障害の勉強を本気でやってるんだなと感じる人もいました。それを否定されたらやっぱり医者としては不愉快な気持ちになるのも仕方がないのかなと思います。
医者にベンゾジアゼピンの減断薬指導はできないので、そこら辺は割り切って付き合う方が、ストレスも少ないし、診断書も書いてもらえたという、私の体験談です。
【追記】
診断書を書いてもらう時に参考にしたサイト
医師への精神の診断書の作成依頼における留意点 - 精神疾患専門 横浜障害年金申請相談室
http://www.nenkin-seisin.jp/14068510572378
2019年07月12日
医者と良好な関係を築くことが、良い内容の診断書を書いてもらうために重要ですね。
診断書が無ければ何も支援が受けられないってシステムもどうかと思いますが。
当事者にとって一番助かる障害年金が、最も審査厳しくてハードルが高いってのも、酷いなぁと思う。
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ひでこ(制作者)