わたしの物語

発病から回復へ、あなたの物語を語ろう

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2019年01月30日 09時09分

病気喧伝    双極性障害    うつ病   

製薬会社の宣伝に乗せられ、多剤大量処方でうつ病が悪化した【双極性障害 完治しました】

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育児で疲れ果てて動けなくなっただけなのに、病院に行ったばっかりに、うつ病にされて薬を飲まされました。薬はどんどん増え続け、具合は悪くなる一方。薬をやめたら健康になりました。

獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授の井原裕先生が
公益社団法人 日本精神神経学会発行の精神神経学雑誌オンラインジャーナル第113巻 第12号(2011年)に書かれた
「特集 双極スペクトラムを巡って 双極性障害と疾患喧伝(disease mongering)」
を読み、やはり製薬会社の宣伝に乗せられたのだと確信しました。
原文へのリンクは、
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1130121218.pdf

「うつは心の風邪」キャンペーンが、大々的に広まった時期だったので、病院に行ってしまいました。本当にバカでした。

長い間、10数種類もの抗うつ薬や気分安定薬、ベンゾジアゼピン系抗不安薬と睡眠導入剤などを、何の疑問も持たずにに飲み続けていたことは、とても恐ろしいことだと思いました。

15年以上も「うつ病」がよくならないという理由からか、診断は「双極性障害II型」に変更されました。一生薬を飲まないと再発すると言われ、信じてしまいました。

井原先生は、薬が全て悪いとは言っていません。薬が必要な病気もあります。でも、少なくとも双極性障害については過剰処方であり、「向精神薬による治療は,双極I型障害(躁うつ病)に限定するのはどうであろうか。」と書いておられます。

精神科の病気とは関係ありませんが、最近、インフルエンザの新しい治療薬「ゾフルーザ」を使った患者から、薬に耐性をもつ変異ウイルス(耐性ウイルス)が検出されたそうです。

聞き慣れない新しい病名や新しい薬には、用心したほうがいいです。

安易に薬を飲むのはやめた方がいいと、心からそう思います。

双極性障害の方は「一生薬を飲み続けないと再発する」と医者に言われている方が多いと思いますが、少なくともⅡ型の方には当てはまらないと思います。

医者に相談しても、そんな患者の意見は、全く取り合ってもらえない場合が多いと思いますが、少なくとも私は実際に薬をやめて元気になったのですから、生活指導などがあれば、やめられるし、やめたほうがいいと思います。

多くの方が、必要のない薬を飲まないで済む、まっとうな医療が提供されることを、強く望みます。




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