わたしの物語

発病から回復へ、あなたの物語を語ろう

発病から回復へ、あなたの物語を語ろう

default ひでこ(制作者)

2019年01月16日 16時23分

完治    双極性障害   

【双極性障害 完治しました】

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夫と私は、双極性障害と診断を受け、長い間薬を飲み続けていました。薬を飲まなくなって、夫は半年、私は2年半が経ちます。全く何も問題は起きていません。夫婦ともに穏やかな生活を送っています。

仕事をよく休んでいた夫は、全く休むことはなくなりました。

私も、ベンゾジアゼピン減薬が原因の離脱症状さえなければ、働ける状態ですし、事実、体調が許す範囲でできる仕事に就いています。

夫婦とも、うつ状態や躁状態に該当する症状は全くなく、穏やかな日常を過ごしています。そもそも、私がうつ病になったのは、家事育児労働で極限まで疲れてしまったことが原因です。家事育児を代行してくれる人が確保され、心身ともに十分休養することができれば、抗うつ薬さえも必要なかったはずです。

たくさんの薬を長期間飲まされたことで、脳が壊されてしまったのです。 病院に行ったことが本当に悔やまれます。

「男は仕事、女は家庭(性別役割分業意識)」という意識によって、家事の分担や外注することへの罪悪感があったり、「3歳までは母親が育てるべき(三歳児神話)」という意識によって、子どもを預けることへの罪悪感があったりしなければ、家事育児の負担が1人に集中することもなく、うつ病になることもありませんでしたし、病気になったとしてもゆっくり休養ができていたはずです。

また、夫の場合は、私がうつ病になったことが原因で、仕事の面でも家庭生活の面でも負荷がかかり過ぎてしまい、発病しました。私の双極性障害が完治したことで、家庭内が穏やかになり、結果的に彼も薬をやめることができました。

原因さえ理解して取り除けば、薬は必要ありません。

ストレスによって脳がダメージを受けるということは事実だと思いますが、薬でストレスは取り除けません。ストレスを取り除くのは自分です。

そのことに気づいて、薬が必要なくなる人が増えたらと強く願っています。




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